ご祈祷

本殿ご祈祷

安産祈願 初宮参り 七五三 ランドセル祓い 合格祈願 

厄払い 昇級祈願 昇格祈願 縁結び 縁切り

初穂料 5,000円~ (お下がり:若宮御神札、お守り、神宮神饌またはお箸等が授与されます。)

その他 各種ご祈祷承ります。当社本殿にて真心込めて斎行致しますので是非ご参拝ください。

厄払いお下がり:厄除祈祷神符・お守り・福箸4膳+菜箸1膳

合格祈願お下がり:合格(五角)箸・合格熊手・お守り・合格御朱印

各種出張祭

地鎮祭 起工式 竣工式 ・・・神職1名~3名 お供え等、ご予算等お打合せの上、祭典を斎行致します。

開業式 新築清払 入居清払 解体清払 ・・・神職1名~2名 お供え等、ご予算等お打合せの上、祭典を斎行致します。  

※当神社ではテント・イス・テーブル等の貸し出しも承ります。

神葬祭について


葬儀=仏教という図式が江戸時代の寺請制度によって作り上げられていますが、その結果高額な葬儀費用を受け入れられず無宗教化、または直送と呼ばれる火葬のみの葬儀が増えています。

しかし、安く葬儀が済ませられれば良いかというと、必ずしもそうではないことが多いのが実情です。

実際にはお別れの時間をもう少し長く欲しかった。せめて一晩一緒にいたかった。

お弔いに必要な儀礼は行いたいが費用の問題で割愛したため後悔している。

安く済ませるつもりだったのに、結局高額になった。

このような話を頻繁に耳にします。

そのような不安を持っている方には神葬祭を知って頂きたいと思います。

神葬祭は一般的には知られていませんが、実は先の寺請制度以前は神式葬儀が主流だったのです。元々日本は村社会だった為、村で他界された方が見えた場合、村人が葬儀の手伝いをして故人をお送りしていました。核家族化に伴いこのような葬儀はほぼ無くなり、葬儀会社に全て委ねている方がほとんどです。

しかしその葬儀会社任せの時代も移り行き、高額な葬儀料金に納得されていない方々が急増していきました。その中で価格優先のネット葬儀が増え、お坊さんを呼ばない「直送」「家族葬」が急増しています。

その結果前述のような、あまりにも短い、何の式典もなく、これで本当に良かったのか、と後悔ばかりが残っている実態があります。

神葬祭は仏式と違い「戒名」等が無く、祭壇も簡素なため、ご自宅でわずかなスペースで非常に安価に葬儀を行うことが可能です。

葬儀に必要な棺や骨壺、布団や着物、祭典に必要なお供え、祭壇は当社でご用意致します。

ご自宅で、6畳一間分の場所をご用意下さい。

ご家族で、親しい御親戚の方々と、ゆっくり故人をお弔いして下さい。

そして、仏教とは異なる神式葬儀の「祝詞(のりと)」にて、故人の生前を偲びながらお送りされてはいかがでしょうか。

私たち神職は、故人の方々の生前のエピソードをお聞きします。

       故人のご遺族の方々の思いをお聞きします。

       お見送りに必要な時間をきちんと取ります。

       ご遺族の方々の思いを「祝詞」に表し、神様にお伝えします。

       そして残されたご遺族の方々が、新しい明日へ踏み出せますように

       お祈り差し上げます。

ご関心をお持ちの方は、是非ご一考ください。

神葬祭の流れ

ご自宅へ搬送後の基本的な流れ

1.帰幽奉告

帰幽奉告(きゆうほうこく)とは、神棚・祖霊舎(それいしゃ)に故人の死を奉告することで、この後神棚の前に白紙を下げます。

2.枕直しの儀

遺体に白の小袖を着せて北枕に寝かせる。祭壇を設け、お米・お塩・お水・お酒、故人の好物などを供えます。

3.納棺の儀

遺体を棺に納める儀式です。棺に蓋をして白い布で覆い拝礼します。

4.通夜祭及び遷霊祭

通夜祭(つやさい)は仏式の通夜に当たるものです。神職が祭詞(さいし)を奏上し、遺族は玉串を奉って拝礼します。

遷霊祭(せんれいさい)は、故人の御霊(みたま)を霊璽(れいじ)に遷し留める儀式です。「御魂移しの儀」を執り行い、遺体から霊璽へ御魂が移されます。

5.葬場祭

仏式の葬儀・告別式に当たるものです。故人に対し最後の別れを告げる、神葬祭最大の重儀です。弔辞の奉呈、弔電の奉読、神職による祭詞奏上、玉串奉奠などが行なわれます。

6.火葬祭

火葬に付す前に、火葬場にて行なう儀式です。神職が祭詞を奏上し、遺族が玉串を奉って拝礼します。

7.埋葬祭

埋葬祭は墓地に遺骨を埋葬する儀式です。火葬場から遺骨を直接墓地へ移して埋葬します。

8.帰家祭

帰家祭(きかさい)は火葬・埋葬を終えて自宅へ戻り、塩・手水で祓い清めて霊前に葬儀が滞りなく終了したことを奉告することで一連の葬儀が終了します。

上記が神葬祭の流れとなり、神職2名から3名で行う基本形です。

神葬祭のお見積り

前述の神葬祭の流れを基に、現代的なプランのご案内です。

下記の各プランには、搬送/遺影/記帳綴り/食事/宿泊/お返し等は含まれておりませんのでご了承ください。またどちらかの会場を使われる場合は会場費は別途必要となります。ご相談頂ければ別途お手配は可能ですし、ご紹介もさせて頂きます。

1.【自宅or会場葬】 神職2名斎行2日間 300,000円(税込)

 火葬申請/許可取得/火葬場予約/お供え/祭壇/棺/骨壺/お箸/お布団/白衣 左記全てを含みます。

 ※ご自宅から火葬場への搬送は専門業者様へご依頼頂くか、火葬許可証を持った上でご自身で搬送して頂くこととなります。

2.【自宅or会場葬】 神職1名斎行2日間 200,000円(税込)

 上記1の式典内容の内、2~6を斎行(1.7.8を除外)し、簡略化した葬儀です。

 火葬申請/許可取得/火葬場予約/お供え/祭壇/棺/骨壺/お箸/お布団/白衣 左記全てを含みます。

3.【直送+火葬祭】 神職1名斎行1日間 60,000円(税込)

 最も簡素な式典となります。 

 病院から火葬場への直送をご自身で手配された後、火葬場で火葬祭を斎行致します。

 お供え/祭壇を含みます。

上記1~3を基本として、お時間とご予算に応じて、きめ細かくご相談させて頂きます。

悔いの無いように、心のこもったお弔いをお手伝い致します。

ネット葬儀や従来葬儀場との比較

令和になり、「小さな家族〇」や「お坊さんのいない〇儀」等がTVコマーシャル等で非常に話題となっています。

☆葬儀の費用がわかりにくい?

☆安いと思ってたのに最後は倍になった。

☆良く分からんし、選べなかった。

実際にはこのような話が多いと思いますので、それを分かりやすく解説します。

まず、一番目を引く各社の目玉である「直送」について。

「直送」は言葉通りで、病院から火葬場へ直接搬送し、棺等の最低限火葬場へ搬入可能な状態にすることのみです。

最安値119,000円(税別)~150,000円(税別)となります。

メリットは安いこと。

デメリットはお別れの時間がとにかく短いこと。火葬場ではものの30分程度しか時間が取れません。火葬場の安置所には入れないことも多々あります。さすがに短すぎると感じる方が多いようです。

次に「一日葬」と呼ばれるもの。

葬儀場を使用して、通夜・通夜祭を省き、告別式と斎場祭を行うものです。葬儀場を使用しますので、お時間の余裕は有りますが、会場使用料がかかります。

最安値298,000円(税別)~398,000円(税別)となります。

メリットは手間がかからず、時間も取れることです。

ただし上記料金には、お坊さん等の費用が含まれておりませんので、追加で20万円~30万円必要となるのが相場です。

食事や香典返し等を含めていくと、大よそ倍の金額となります。

目安としては60万円~80万円です。

そして「家族葬」と呼ばれるものですが、

一日葬の内容に「お通夜」が追加されますので、式典が1日増えて2日間になります。

最安値450,000円(税別)~600,000円(税別)となります。

メリットは30人位までなら対応可能な式場が使えることです。通常の「葬儀」と呼ばれるものの小規模版となります。

一日葬と同様にお坊さんの費用は含まれていませんので、追加で40万円~60万円必要となるのが相場です。

食事や香典返し等を含めていくと、大よそ倍の金額となります。

目安としては80万円~100万円です。

このように、今の時代では葬儀もデフレの真っただ中にあると言えます。

どうしてもネット通販や検索全盛の時代ですから、価格を安く打ち出さなければ集客できないのは事実ですが、

人生の最終、葬儀という場までもが、こういった市場原理に振り回され、本来の故人を弔う意義が見失われるのは虚しいものです。

時代は繰り返すという言葉があるように、葬儀も昔のならわしに立ち返る時期なのではないでしょうか?

ご自宅で、ゆっくりと故人とのお別れをして、日本古来の神式でお弔いされてはいかがでしょうか?

ご自宅のお部屋を少しだけ片づけて頂いて、御身内の方々と、大切なお時間を持たれることをおすすめします。

お気軽にご相談下さい。お待ちしております。

祭事用品のレンタル

・テント(祭壇+5~10名可能 3.6m×7.2m)1泊2日で5,000円でレンタル致します。ただし搬出入・設営はご自身でお願いいたします。

・胡床(神事用折りたたみ椅子)・・・1脚200円/日

・折り畳みパイプイス・・・1脚200円/日