4月23日(土)から 特大「萬度の祓い」頒布開始します。

4月23日~5月22日まで頒布致します特大御朱印「萬度の祓い」です。

来月5月10日(火)は末社である「萬度御祓社」の例祭を斎行致します。

萬度御祓社は当社の御由緒に密接な関わりを持ち、天正十四年の木曽川大決壊以前から存在していた証でもあります。

その当時の木曽川は今ほど大きな河川ではなく、幾つもの河川が流れており、大雨の度にその流れは変わり、地形も変わってしまうような有様だったようです。

言ってみれば現在もその姿を変化させ続けるアマゾン川のようなものでしょうか?

それらの複数の河川が現在のような堤防も持たないため、上流の山々の土砂が流れ出て濃尾平野を形成したとのことです。

何度も何度も大雨の度に家も田畑も流されたようですが、それでも川は鉄道も車も無い当時には最重要な交通手段であった為そこに仕事が生まれ、また肥沃な大地となるため先人達は氾濫と戦い続けてきたようです。

しかし、天正十四年の木曽川大決壊はその先人達の心を折り伏せる程のものだったのです。

記述によれば「川幅80mが一夜にして1kmとなる」、「犬山から弥富まで決壊した」「地形が変わり村が川を挟んで分かれてしまった」などと、その被害の大きさがうかがえます。

何度も家を建て直し、畑を耕しても、また流されてしまうということが30年余りも続き、心が折れる寸でのところで、「伊勢に神官頼みて神宮大麻を奉斎し、萬度の祓いを執り行う。したらば、川瀬変じて田畑となる」という奇跡が起こったのです。

その当時の被害の大きさを鑑み、豊臣秀吉が「文禄の治水」を開始したとのことです。

萬度御祓社はその長い長い大決壊との戦いの証であり、5月10日はその例大祭で先人の方々のご苦労に感謝し、この先々もこの地が繁栄していく祈願であります。

今回の特大御朱印はその思いを描いてみました。よろしくお願いします。

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若宮神明社

若宮神明社 伊勢神宮を遥拝し、式年遷宮のお木曳き地として古くからご鎮座する地域の氏神様です。御祭神は天照皇大神と素戔嗚尊をお祀りしており、夏越の神事が盛大に行われます。境内奥にて神宮荒御魂の御分霊もお祀りされており、白金龍王社と親しまれています。

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