10月13日(金)10時 白金龍王社例大祭並びに双龍像建立報告祭斎行のお知らせです。

10月にもなると言うのに未だに真夏日という猛烈な残暑の中、皆様方におかれましてはお変わりないでしょうか?

私こと禰宜が若宮さんに毎日お勤めさせて頂くようになってから、この11月でまる4年を向かえることとなりました。この4年間大変多くの皆様方のご協力を頂き、こうして無事に過ごさせて頂けたこと心から感謝申し上げます。

御朱印のおかげで、大変多くの参拝者様とのご縁を頂戴し、境内の整備もトントン拍子に進み、やはり目に見えないお力に支えられ導かれてきたとつくづく想います。

そこで今年、10月13日に白金龍王社の例祭時に「双龍像建立報告祭」を斎行させて頂くこととなりました。

白金龍王社は「ハクキンリュウオウシャ」と読みますが、たいていの方は「シロガネ」と読まれたりしてますので、今回正しく覚えて頂ければ幸いです。

世の中に「白龍」「金龍」「黒龍」は多々祀られておりますが、「白金龍」と祀られておるのは私の知る限り当社のみかと想います。

また何故「白金」なのかということもよく聞かれますので、ああこれはその由来を形にせよと言うことかと気づき、ここに双龍像を建立するに至りました。

もともとこの木曽川の流れというものは日本版のアマゾン川のようなもので、大雨が降れば川幅はもちろん地形が変わってしまうほどの場所でした。豊かな水と、そこに暮らしの生業を求める人々が集まり、水の流れと仕事を生み出す商売繁盛の神様(金龍)を祀り、数々の困難にも負けずにこの地は発展を遂げてきました。

そんな折、戦前戦後の動乱期に奇跡と呼ばれる事象がいくつも起こり、若宮神明社(本社)の例祭事に白蛇鎮座し昇天し、古くから有る金龍祀るお社を迎え入れ、新たに「白金龍王社」を創建することとなりました。

白金龍王社は正式名称「皇大神宮荒魂社」であり「神宮荒魂(天照大神様の荒魂)」を御祭神としてお伊勢さんから賜っております。

北に皇祖皇大神宮

南に神宮(伊勢神宮)

東に皇居

西に出雲

の交わるこの地は天声の降りる地と参られてきました。

双龍像は元々この所の地神である金龍と荒魂の使いであった白龍であり、荒魂に願い事告げる方達を「よう来たな」と迎え入れ、禊祓いする門であり、結界であります。

どうぞ清らかな風に迎えられ、心願成就なりますようお参り下さい。

※10月13日は12時から双龍像竣工記念御朱印の頒布を行います。

※白金龍王社のぼり旗奉納受付しております。掲揚期間は来年9月まで。

若宮神明社

若宮神明社 伊勢神宮を遥拝し、式年遷宮のお木曳き地として古くからご鎮座する地域の氏神様です。御祭神は天照皇大神と素戔嗚尊をお祀りしており、夏越の神事が盛大に行われます。境内奥にて神宮荒御魂の御分霊もお祀りされており、白金龍王社と親しまれています。

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