若宮さんは、奥町のお伊勢さんだった⁉️

皆さんこんばんは〜^ ^徒然なる神社⛩日記です。
なんか最近、戦前戦後の頃のイメージが頭の中に入り込んで来る感じが強くて、当時若宮さんに関わってた方々の考えがリアルに浮かび上がって来ます^ ^
元々奥町は木曽川の交通の要所でもあり、戦前戦後は繊維などで栄えており、税収も大きかったらしい。
そんな折に、崇敬の念の強い方々が、ありがたい、ありがたいと言って、どんどん若宮さんを盛り立てて行かれました。
当時はまだまだ自動車は普及する前で、機関車や舟が交通の要だったので、移動すると言う事はそれだけでも大変な事だったのでしょう。

ですから、5等級への昇格をさせる為に国府宮さんや、熱田さん、そしてお伊勢さんにご由緒を確認、検証する為に何度も出張した事が、社務所日誌に書かれています。
最初はふーんと読んでましたが、当時、お伊勢さん行くのは大変だった事に気づきました❗️
そりゃそうですよね、国府宮さんの大鏡餅の奉納も、歩いて大八車で持って行ったくらいですから、お伊勢さんにはどうやって何日かけて行ったんだろ?等と想像しました。

多分、探せば、この御朱印帳も当時のものが有ると思いますが、1600年以前から神領地だった訳ですから、大変厳しいと思いをして毎年奉納して来たのでしょう。その苦難は容易に想像できます。
大変だったのは間違いないでしょうが、でも彼らは皆、これを単なる苦痛だとは微塵も思って無かったんでは無いかと思います。
彼らは皆、お伊勢さん大好きだったはずです❣️
お伊勢さんが好きで好きで、たまらなく好きで、だけど遠いしお金も時間もたくさん掛かるから、なかなか行けない。
だったら氏神様をお伊勢さんに近づけたい❣️と考えるのは至極当たり前の感覚かと?
白金龍王社は、内宮さんの神宮荒御魂を御祭神に頂き、そして外宮さんの豊受大神宮様も境内社にあります。

更に極付きに、遷宮時の御用材を頂き、神宮遥拝所まで持つ神社はなかなか無い⁉️
いや他には無いのでは❓
そんな方々の守って来た若宮さんって、物凄く素敵じゃないですか⁉️
彼らの子孫として、若宮さんを誇りに思いますし、このことを子供たちにも伝えていきたいと強く思います^ ^
戦前、戦後を生き抜いてきた皆さん、ありがとうございます😊
これからも風化させることの無いように繋げていけますように。

若宮神明社

若宮神明社 伊勢神宮を遥拝し、式年遷宮のお木曳き地として古くからご鎮座する地域の氏神様です。御祭神は天照皇大神と素戔嗚尊をお祀りしており、夏越の神事が盛大に行われます。境内奥にて神宮荒御魂の御分霊もお祀りされており、白金龍王社と親しまれています。

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